去年と今年の時代劇あれこれ

 4月以降のNHKの時代劇のラインナップがぽつぽつ発表されだした。

 4月4日からは、

 藤沢周平原作 「神谷玄次郎捕物控」が5回シリーズで。
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 2014年6月26日からは、

 佐伯泰英原作  「吉原裏同心」が12回シリーズで。
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 そして、うれしかったのは「妻はくノ一」の続編が5月23日から5回シリーズで登場することだ。
 最終章と銘打つからにはこれでおしまいで、回数から察するにアメリカでの西部劇篇はなさそうだ。
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 思えば昨年は不作の年だった。

 といってもほとんどNHKしか見ていないから民放は語れない。

 大河は「八重の桜」。

 会津からみた明治維新には興味ひかれたが、全体としては維新前後の時間配分でバランスが悪かったし、スーパーウーマン化した八重の扱い方に大きな違和感を感じた。

 「ま、所詮ドラマですから」

 となかなか割り切れないのである。
 「利家とまつ」の「まつ」の扱い以来、女性を主人公にした大河ドラマとは相性が悪い。

 「御槍拝借」もひどかった。
 老人の妄想・願望を現実化したような筋についていきかねた。あえて老醜を描いたわけではあるまい。主人公とは年代が近いが、見ているこちらが恥ずかしくなった。

 「大岡越前」はとびとびで、集中力を欠いた。
 1月から再開されたのはシリーズ第7回以降の3作で、これが新作になる。役者さんの日程調整がうまくゆかなかったのだろうか。このシリーズで気になるのは東山くんの台詞の語尾の聞き取りにくさである。

 「あさきゆめみし」については評論以前である。途中でいやになった。

 「雲霧仁左衛門」は中井貴一くんの酷薄な表情が気に入らない。この配役でよかったのか。

 次に期待をもたせたのは「妻は、くノ一」だったが、先に書いたように5月から最終章が始まる。原作の続きはアメリカ編になる。日本の忍者が西部劇のアメリカで活躍する話は面白いし、こういう海外展開はNHKでしか出来ないだろうから、日本編を最終章とし、海外編をさらにお願いしたいところである。

 時代小説の新作に重みのあるものが減り、ライトノベルが増すなか、時代劇についても同じ傾向が生じている。

 これも時代、ということであろう。

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