上条恒彦、小室等、六文銭~東京23区コンサート

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 「上条恒彦と六文銭」は「出発(たびだち)の歌」で一躍有名になった。

 上条さんの歌いっぷりは豪快で、日本語でもこれほどスケールの大きな曲を作ることが出来るのだと感心した。この歌は日本の歌謡界に風穴をあけたように思った。
  フォークは四畳半ソングと蔑まれ、フォークシンガーも矮小を善しとしていた時代である。

 このユニットのそのあとは「木枯らし紋次郎」の主題歌である「どこかで誰かが」。
 これも実にかっこよい曲だった。
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 今、思えば、この2曲はなんといおうか、
 「ヤッホー!」
と叫んでいるような曲で、「出発の歌」は、

♪ 銀河の向こうへとんでいけ~ ♪ で終わり、

「どこかで誰かが」は、

♪ 風のなかで待っている~ ♪

という歌詞で終わるのだが、きわめてあけっぴろげで
 「大声が思いっきり出せて気持ちよかったあ!」
みたいな歌だった。

 演歌のこぶし以外に、思い切り声を出せて気持ちいい歌って、当時はそんなになかったかもしれない。

上条さんと小室さんのコラボはこれぐらいで終わって、そのあと上条さんは舞台の世界へ行ったし、小室さんはフォークの世界に戻った。小室さんは谷川俊太郎さんの詩を作曲するなどフォークの世界だけにいるひとではなかった。もっとも小室さんの歌はカラオケメニューにはまず載っていないから遠ざかってしまったのだが…

 小室さんとの再会は1988年にNHKFMが放送した「今年もこれで年を越す 東京23区コンサート」だった。
 多彩なゲストが登場したこの番組は、都内で行った複数の会場での収録をよいとこどりしたもの。
 ゲストは凄くて多彩。

 井上陽水、かまやつひろし、井上堯之らが飛び込みで歌ったり演奏する。
 三上寛、さいたまんぞうもこの放送で知った。
 びっくりしたのは舟木一夫の登場。
 小室さん自身、びっくりしていた。

 この放送は大変面白かったので、カセットからデジタル化してCDに残している。
 残念なのはオートリバース特有の未収録時間があることだ。

 今もCDが発売されているが、それはNHKの放送とは別のものである。
 レコードで発売されたものがCDになっているのだと思う。
 願わくばあのNHKの録音を再度放送してもらいたいなぁ。

 ついでにいえば、小室等さんが歌う「どこかで誰かが」にもなんともいえぬ滋味があるので追加収録していただいて。SONGSでもいいなぁ。

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