「平清盛」~遊ぶな! 第1回からこのドラマの構成には「?」がついた。 頼朝のもとに平家が壇ノ浦で滅んだという知らせが来る。 知らせたのは汚いなりの政子である。 歓声をあげる郎党に頼朝が声を荒げる。 「平清盛なくして武士の世は来なかった」と。 みんな、ポカーンとする。 わしもポカーンとした。 果たし… トラックバック:0 コメント:0 2012年12月30日 続きを読むread more
遊びがすぎた崇徳院 お盆で四国から大阪への帰路のこと。 本土ではとんでもない渋滞が続いている様子なので、坂出で時間を潰すことにした。 当然ながらここは「さぬきうどん」である。 同乗者のスマホ2台を駆使してよさそうな店を探してもらった結果「いきいき」というお店で夕飯にした。すでに夜遅いため開いている店そのものが少ない。不夜城生活のわしら… トラックバック:0 コメント:0 2012年08月31日 続きを読むread more
ここまでは古典的青春ドラマか?「平清盛」 「平清盛」は義朝と清盛を青春時代のよきライバルという関係にしておきたかったようだ。 往年のプロ野球で云えば、金田と長島対決を売り物にして、球団や個人は別として、ともに野球全体を盛り上げていこう、みたいな方針があって、筋書きはその線から逸脱しないように書かれている。 その意味では、初回に放送された最初のシーン。 平家が壇… トラックバック:0 コメント:0 2012年07月16日 続きを読むread more
保元・平治の乱~為朝と義平 ドラマの源平合戦にはあまり登場したことがない役が為朝と義平。 源平といえばふつう、義経、頼朝を中心に描かれることが多いため、それ以前に活躍するこの二人のドラマはほとんど見た記憶がない。 その為朝(橋本さとし)は保元の乱が済み、大河「平清盛」からは退場し、義平(波岡一喜)はここが佳境か、27回では随分長い時間活躍した。 … トラックバック:0 コメント:0 2012年07月10日 続きを読むread more
BK発朝ドラつながり 「やっと見る気になってきました」 と、普段は大河ドラマなど話題にしないご近所さん(男・50台前半)が宴席で話しかけてきた。 カラオケの趣味が合う。 「視聴率も悪いらしいですね」 同情的なんだが、これまでの展開なら「さもあらん」という意がこもっている。 「やっぱり大河たるもの闘いがなければ、、、宮中のドロドロは橋… トラックバック:0 コメント:0 2012年06月06日 続きを読むread more
「崇徳院」~とくいネタ 「瀬をはやみ~」 大河ドラマ「平清盛」第9回。 この歌を借りて鳥羽院ご子息誕生のお祝いを述べた佐藤義清。大胆な解釈で宴席を台無しにしたわけだが、「平清盛」の脚本家、藤本有紀さんは「ちりとてちん」の脚本も書いていた。 「ちりとてちん」に登場したエピソードに落語の「崇徳院」があったことを覚えておられようか。 落… トラックバック:0 コメント:0 2012年05月31日 続きを読むread more
羽のないとり~梁塵秘抄から 「遊びをせんとやうまれけむ」は「梁塵秘抄」359番目の今様である。 その二つ前の今様にこんなものを見つけた。 「羽なき鳥の様がるは、炭とりかいとりかいもとり、石とり、虎杖(イタドリ)垣穂に生ふてふさるとりや弓とり筆とり、小弓の矢とりとか」 駄洒落である。羽のない「とり」を網羅したものだがここに「イタドリ」が登… トラックバック:0 コメント:0 2012年05月18日 続きを読むread more
「平清盛」~駅弁、サントラ ここまでは安全運転の進みようである。 清盛は典型的な青春モノ路線で、宮中は愛欲ドロドロ路線で進んでいる。去年のような「自分の意見をいいたがる」オテテンがいないので安心して見ておれる。中井父はまるで今どきのパパであるが、こういうのにも慣れてしまってもはやその程度で文句をいう気力もなくなった。コチラは非行に走らなければ取りあえずO… トラックバック:0 コメント:0 2012年02月05日 続きを読むread more
「平清盛」~ぬかるみは続く 三宮のお好み焼屋で「とんぺい」をつついていたら、隣に座った若い夫婦が話していた。 「知事があんなことゆうてええの?」 「あの人も3期目で長いからなあ~」 「あの発言で観光客が来ないようになったらどうするん?」 「橋下にやられるんちゃう~」 って、この会話、かなりずれているのだが「清盛」談義はまだ市… トラックバック:0 コメント:0 2012年01月28日 続きを読むread more
意外な一矢 ~泥だらけ、土けむり、雨大好き、汚い、という「龍馬伝」趣味は健在だ。いくら汚く表現しても、これほど時が離れていたら、会社関係者から抗議が来ることはあるまい~ てなことを書いていたら、兵庫県知事から「清盛の映像は汚い」という批判がとんできた。11日の朝刊各紙で一斉に報道された。NHKも困っただろうな。公職にあるひとだって一視聴者… トラックバック:0 コメント:0 2012年01月12日 続きを読むread more
「平清盛」~あそびをせんとやうまれけむ 「なんとかっこよい!」 と思ったのはオープニング・ロールの舞である。 もちろん吉松隆氏のテーマあっての話だが、舞だけの映像はないものか、とのっけから外して考えた。長年、裏切り続けられた大河ドラマファンとしての自衛本能が働いたためと、云えんことはない。ちょっと「やるじゃん」と思えば思うほど裏切られたときの腹立ちも激しい。… トラックバック:0 コメント:0 2012年01月09日 続きを読むread more
「平清盛」~メーンテーマ 来年の大河ドラマの作曲家は吉松隆さん。 吉松さんのホームページに「平清盛」制作日記がときどき顔を見せる。こんな風に進行形で舞台裏を書いてある文章は初めて読んだが大変なお仕事ぶりである。 ご本人も「大河をするなら30代で」と書いておられる。 劇中音楽の数や録音は半端な数ではなく、軽く交響曲並だとか。最近、大河のCDが1枚… トラックバック:0 コメント:0 2011年10月29日 続きを読むread more
冷房を切って外へ出よう~ 節電に協力するために外へ出かける。 これって協力になっているのかどうかよく分からない。家の電気は使わないから協力してないわけではないと思うのだが、外に出ていることがどっかの電気を使っていることになるわけで・・・。 二週続けて休日に博物館へ出かけた。 最初は大阪歴史博物館。 ここは涼しかった。 精… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月26日 続きを読むread more
「天上紅蓮」は「平清盛」の火付けになるかしら? やはり、この人が出てきたか~。 渡辺淳一先生である。璋子について「天上紅蓮」という題の小説を上梓していた。「文芸春秋」に連載していたとは知らなかった。不覚である。渡辺先生なら書かないはずがない女性なのである。 来年の大河「平清盛」に火をつけるかしら。小説が売れたら、或いはこれだけが映画化される可能性も、御大だけにあ… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月18日 続きを読むread more
金麦の彼女~清盛の・・・なにになる? 藤原璋子(たまこ)=鳥羽天皇の中宮。のちの待賢門院(たいけんもんいん)。 この役を誰が演じるのか、興味津々であった。 NHKの解説を引用すれば以下のようになる。 ~幼少から白河院の寵愛を受け、その孫にあたる鳥羽に入内してからも白河と関係を持ちつづけ、やがて崇徳を宿してしまう。鳥羽との間に雅仁(まさひと/後白河天… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月23日 続きを読むread more
「平清盛」~硬派でたのんますわ 期待できるかな?と思わないことにしよう。 来年度大河ドラマ「平清盛」のキャスティング発表があった。松山ケンイチに「頑張れ」と背中を押した中井貴一が平清盛の父・忠盛役。このくだりは「よみがえる大河ドラマ」の最終回で放送されていた。 源義朝役の玉木宏は、最近、よく大河に登場する。「功名が辻」で山内一豊の弟役、「篤姫」で… トラックバック:0 コメント:0 2011年05月14日 続きを読むread more
「江」から「平清盛」へ~違う時代をおやりになれば? これもまた、どこかへ置き忘れたのか、売ってしまったのか? 手塚治虫「火の鳥~鳳凰編」(手塚治虫漫画全集、講談社)である。結局、買い直した。 古代史ドラマ「大仏開眼」を見たら、手塚治虫の「鳳凰編」を思い出したのであった。主要人物は我王、茜丸であるが、史上、実在の人物としては、橘諸兄、吉備真備、そして良弁が登場する。 … トラックバック:0 コメント:0 2011年02月19日 続きを読むread more