テーマ:龍馬伝

「街道をゆく」をゆく~高知県佐川 ②

 司馬さんはそのシリーズを「檮原街道(脱藩のみち)」と題した。  幕末、坂本竜馬ら多くの若者が高知藩から逃れた道を昭和60年頃に訪ねている。佐川から須崎へ南下しそこから西へ檮原を目指した。  途中寄った佐川についてかなりの頁を割いている。  心惹かれる町である。  この町は高知藩筆頭家老の深尾氏が殿様であった…
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文藝春秋3月号「テレビの伝説」~大河ドラマ編

 今月の「文藝春秋」三月号は面白そうでつい買ってしまった。  ひとつは「テレビの伝説」と題された特集。そのなかに「大河ドラマの50年」という一節があり、石坂浩二、松坂慶子、それにNHKの屋敷陽太郎氏が鼎談をしていた。  以下、そこから抜粋。 【石坂】 大河ドラマって、やっぱり変えられないんですよね。歴史の通説から離…
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「阪急電車」~灘と土佐を結ぶ酒

 「桂月をもってきたのか~」  「阪急電車」を読んでいたときだった。  「桂月」は高知の酒である。有名どころといえば「土佐鶴」「司牡丹」あたり。「酔鯨」をあげる人もいるかもしれない。そこへ「桂月」だ。  原作者、有川浩さんが高知出身。  「なるほど」である。  ただ高知でもローカルな銘柄である。蔵元「土…
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「龍馬伝」~船中八策

 来年で大河ドラマ50作。  ということでNHKがアンケートを募集している。1月2日の放送で反映される仕組み。  よく考えると、大河ドラマは人生で一番よく観たテレビドラマかもしれない。朝の連ドラもみているが、これは通学や通勤途中に放送で、時間的にみてないものが多い。全部、みましたといえるのは録画した「どんど晴れ」「ち…
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「武士の家計簿」~幕末辺りの料理

 猪山家が倹約生活に入り、ご亭主の弁当の中身はおにぎりにサツマイモという、炭水化物づくしに替わった。  毎日の御膳も例えば、鱈一匹を昆布じめ、焼き物、白子の酢醤油などバリエーションをつけることで工夫をこらした。  家計リストラ宣言以前の場面だったかどうか、はっきり覚えていないが、家先に豆腐売りがやってきたとき、豆腐が…
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も少し「龍馬伝」~テロップ騒動

 龍馬暗殺シーンに選挙速報が流れた。  ということで、NHKに抗議殺到したことが話題になった。  この日の録画は、BShiに切り替えていたので、個人的には被害がなかった。朝刊を開いた段階で和歌山県知事選があると分かった(愛媛県知事選はノーマークだった)ので、地上波では「龍馬伝」の時間に選挙速報が流れるな、と思ったからだ。 …
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「坂の上の雲」第二部~海軍カレー。。。

 すでにBSでは、先週、始まってしまった「坂の上の雲」第二部。  オープニングは変わっていない。  しかし、エンディングが少し変わった。  久石譲が作曲した「Stand Alone」という曲。日本語ヴァージョンの歌詞が聴き取りやすくなった。歌手がサラ・ブライトマンから森麻季になっていた。  歌は原語使いの人が…
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「龍馬伝」~暗殺者と黒幕

 龍馬暗殺については種々、異見がある。  それを見事に解決してくれる本に出会った。  なんと「武士の家計簿」の著者、磯田道史先生の本だった。  拙ブログへのアクセスを解析すると「龍馬伝」「暗殺」「今井信郎」のキーワードからいらっしゃる方が多く、こちらも逆に、これであちこちへ飛んでいるうちに、たどり着いたのだ。た…
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「龍馬伝」とヤマトをつなぐもの

 すぐに音楽、ときたら正解のひとつだ。  音楽監督は佐藤直紀。  今年1年、毎週聞いた「龍馬伝」の作曲家だ。  文法が似ている。  宮川泰のあのテーマは、どうしたか?  使われていました。  2曲だけかな。  エンドクレジットではそうなっていたと思う。  いろんな場面で宮川テーマが形を変えて登場する。…
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「龍馬伝」~生涯最後の旅

 龍馬、生涯最後の旅は京都~福井の往還であった。  その旅路は北国街道であっただろう。当時、龍馬が琵琶湖周辺を徒歩でいったのか、航路を使ったのかは知らない。鉄道が通るまで琵琶湖は北陸へ出る際の水路として利用された。大津から湖北の塩津、或いは海津まで舟で行った可能性もある。  高月、木之本は北国街道の宿場町。渡岸寺もそ…
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「龍馬伝」~暗殺者発表

 けっこう早いタイミングでNHK「龍馬伝」は龍馬暗殺実行犯を発表した。  実行犯を今井信郎に決めたようだ(10/28広報)。発表によれば、京都見廻組の3人。今井信郎役に市川亀治郎、佐々木只三郎役に中村達也、渡辺篤役にSION。  この選択は通説である。  坂崎紫瀾は「汗血千里駒」で新撰組説を採っていたが「龍馬伝…
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「天皇の世紀」~龍馬登場

 「天皇の世紀」(大佛次郎、全12巻)もようやく8巻まで進んだ。  「龍馬伝」の展開に追いついた。  「天皇の世紀」7巻の帯には「坂本竜馬の見た日本大改革の夢」とある。まるで江戸時代の太平記読みの口上のようだ。「今宵、正成いづる」と町中を宣伝して歩くと寄席に人が集まったという。  資料を引用するため候文の続…
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大河のメーンテーマ~生演奏はもっといい

 1ヶ月ほど前に賭をした。  神戸の松方ホールにアンサンブル金沢が来る。指揮は井上道義。  「アンコールは何か、賭けませんか?」  と、僕から持ちかけた。  その演奏会の切符をもった同僚は  「なんやろね~」  と、腕組みをした。  「絶対『篤姫』」  と、僕が言って賭は「篤姫」対「それ以外」になった。  …
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「龍馬伝」~復活の容堂

 山内容堂を演じる近藤正臣のインタビューがデイリースポーツに連載されていたと聞いた。  探しだして読んだ。5~6月の連載だった。  記者が赤提灯で隣り合わせた三〇半ばの女性の二人連れに聞いた。  「龍馬伝で気になる人物は?」  「土佐藩主、誰だった、あの気持ち悪い人」  「近藤正臣」と記者は助け船を出す。 …
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「龍馬伝」~寺田屋大騒動(後)

 まだ前回の続きを。  くそ暑い中、寺田屋の見学に伏見まで行った。寺田屋の前は二度ほど通ったが、中まで入るのは初めてだ。再建した建物であることが分かってから入る気にならなかったのだが、一度は見ておかねばならない。入場する列に折り返しが出来るほどの人気で「寺田屋騒動」のあとだけあって、寺田屋の中も初詣なみにごった返していた。…
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「龍馬伝」~寺田屋大騒動(前)

 ドラマの強さに、史実もなにもかも吹っ飛んだ回だった。  こういうのは製作側の強みだろうなぁ。  役者さんがよかった。  寺田屋騒動を詳しく描いているのは佐々木克の「坂本龍馬とその時代」(河出書房新社)だ。研究書とは思えぬほど寺田屋騒動の描写は生々しい。それを読むと、今回の「龍馬伝」はやりすぎ。  捕縛す…
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「龍馬伝」が描かない世界

 龍馬が大きく影響を受けた人物に大久保一翁という幕臣がいる。  司馬遼太郎の「竜馬がゆく」にも津本陽の「龍馬」にも登場する人物なのだが、今のところNHK版「龍馬伝」には登場しない。幕臣でありながら早い段階で「大政奉還」を着想しており、龍馬は大久保一翁と横井小楠に共感して「大政奉還」案を具体化したと云われる。事実としてそうで…
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武士の家計簿

 今年12月公開される映画「武士の家計簿」。  主演は堺雅人。その奥方役に仲間由紀恵。監督は森田芳光だが、音楽は大島ミチル。組合わせで行くと大河ドラマ「新選組!」「篤姫」、「功名ヶ辻」、「天地人」の掛け合わせということになる。  原作は磯田道史の「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」で、新潮新書だ。小説ではない…
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「龍馬伝」VS「朱蒙」

 NHK版「龍馬伝」から離れて、韓国版歴史ドラマについて。  韓流歴史ドラマはブームから随分遅れて見た。きっかけは、これまたNHKが放送した「太王四神記」が最初だった。「あれも史実無視ではないか?」という点では同じだが、神話時代を題材にした歴史ドラマだから同列に出来ない。坂本龍馬や直江兼続は歴史ファンタジーでは捉えられない…
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坂崎紫瀾

 NHK版「龍馬伝」の第1回目に岩崎弥太郎に取材する新聞記者が登場する。  坂崎紫瀾という。  この人が坂本竜馬を最初に小説にした人、と言われている。  その題を「汗血千里駒」という。  土佐の人である。明治維新に多少の働きをした論功行賞で信州松本の判事になったが、自由民権運動が起こると判事を辞めて、弁士にな…
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龍馬伝(第27回「龍馬の大芝居」)追記

 いよいよ「大河」らしくなってきた。  「大河」の王道をゆく「龍馬伝」だ。  もちろん、否定的評価だ。  どうせ嘘をつくなら、もう少し上手に騙し続けて欲しいものだ。  最初から「鞍馬天狗」なら鞍馬天狗だと思って見るが、ここは「大河ドラマ」の時間だ。  資料の少ない「白洲次郎」の場合とも違う。  「大河…
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両雄並び立たず

 甘いスピーカに甘いアンプで大甘の音になっている(写真のピントまで甘いじゃないか)。  MenuetⅡとENIGMA2.0の組合わせに音をあげてしまった。  そこでここまでどれを繋いでもうまく鳴らなかった堅い音のYAMAHAのスピーカを繋いでみた。YAMAHAといってもサラウンド用に買って、お蔵入りしていたNS-10…
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大河ドラマのメーンテーマ演奏会

 「おお~!」  たまたま新聞に出ていた兵庫県芸文センターの広告を見たら、10月10日に広上淳一指揮/京都市交響楽団で「オーケストラで描くヒーローたち」という題で、大河ドラマのメーンテーマを演奏するプログラムを見つけた。「龍馬伝」「赤穂浪士」「花神」「翔ぶが如く」「風林火山」「利家とまつ」「篤姫」「天地人」がとり上げられる…
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龍馬伝(第23回「池田屋に走れ」)

 龍馬は神戸から池田屋へ向かったのか?  神戸からなら京まで「走って」もいけるだろうが、江戸からは無理だよ~。  こう書くと「大河ドラマ史実派」扱いされて、辛い目に遭うのだが・・・。    龍馬は池田屋事件の時に、神戸にいたのだろうか?  元治元年6月5日に池田屋事件が起こる。  龍馬は6月1日に江戸に向かうため京の…
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龍馬伝(第20回「収二郎、無念」)

 竜馬の人生に濃さが増すのは、海舟に出会った28歳から死(33歳)までの5年間だろう。  たった5年だ。  この5年が龍馬の活動期であり、日本が明治維新へと大転換を遂げた時期だった。  「ふぅ~!」と溜息が出る。  なんと濃い時間を過ごした人か、と。  「龍馬伝」に沿えば「勝麟太郎」が第16回。大河…
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龍馬伝(第16回「勝麟太郎」)

 やるなぁ~、と龍馬伝「勝麟太郎」(16回)を見て思った。  かねて不思議だったのは「攘夷」だった竜馬が「開国派」の勝麟太郎を斬りに行ったはずが、逆に「開国派」に転じてしまったという件だった。ここをどうするのか?ドラマ「龍馬伝」の流れから推察すると、「福山」龍馬は単純な攘夷家ではないように描かれてきたからだ。  実際…
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映画を聞く

 Harbethで映画を「聞く」とどんな音になるのかを試した。  HDレコーダを繋いでみた。  まず最初に視聴したのは映画版「ハゲタカ」。TV版の好評を受けて映画化された作品だ。  音よりも先に気づいたのは、この映画、「龍馬伝」のスタッフが重なっていること。音楽は佐藤直紀。「龍馬伝」と同じ。そのせいだろう、どこ…
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この空を飛べたら~宮崎駿

 宮崎駿の作品には独特の浮遊感がある。  文字通りの「浮遊感」で、飛ぶことあるいは飛んでいる状態に、ある種のエクスタシーが漂っているように感じるのである。  これは「未来少年コナン」においてギガントが離陸するシーンをみたときに初めて思ったことで、その後でも「ナウシカ」ではメーヴェ、「ラピュタ」ではシータの墜落、「紅の…
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1875年ロンドンのコンサート

 アーネスト・サトウといえば「一外交官の見た明治維新」(岩波文庫)を著した英国人である。  教科書にも出てくるから名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれない。  「龍馬伝」に登場するかどうかは知らない。  グラバーが出てくるのは間違いなかろうが。。。  サトウの日記を基に萩原延寿は「遠い崖」(朝日文庫)という壮大な歴史…
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大河のサントラ

 「龍馬伝」。人気である。      飲み屋で隣に座った「?」と思しきカップルが話題にしている。  「あ、龍馬伝始まるから俺、帰らなきゃ」  おいおい。  こりゃ、凄い。  凄い、といやソフトバンクの犬のお父さんのCMも凄い。  「なんだ、龍馬かぶれか」  セリフもすごいが、この台本を受けた武田鉄矢…
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