神戸のサラメシ 6(洋食編)

 神戸といえば洋食。

 WEBでは最近「ウエスタン料理」なる表現をみかけるが、バカなネーミングをしたものだ。古くから知っている店としては、谷崎潤一郎の通った「ハイウエイ」などもあった。こういう店は「西洋料理」でいいんじゃないか?

「それでは外国人に分からない」
 などと吹き込む輩がいるのかしら?

 「食べログ」なども最初は「暮しの手帖」外食版になれば、と期待したが、今ではマーケティングツールの走狗になった。投稿者の倫理に期待したこちらがおめでたかった。WEBサイトにそんなモラルなどありはしない。

「あまから手帖」の2018年3月号に神戸洋食の特集があった。
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 それによれば、神戸の洋食には

① 旧オリエンタルホテル系=「クックナカタ」「帝武陣」
② 外国航路客船系=「ハイウエイ」
③ 「グリル一平」系=「グリル一平」
の3系統の流れがあるという。

 「あまから手帖」が挙げている①、②の店は閉店しているから、今でいえば①が「SION」、②は「グリルミヤコ」になるのだろうか。
 どちらも大変美味しいお店である。

 ところで、特集の肝は③の「グリル一平」の系譜である。

 新開地に1952年に開店した「グリル一平」は今では元町、三宮に支店を出している。この系譜を継ぐのが「グリル末松(加納町)」「洋食屋ナカムラ(三宮)」と「洋食SAEKI(岩屋)」。「グリル末松」から「グリル小川(武庫之荘)」「グリル天平(姫路)」「洋食屋ワタナベ(姫路)」が誕生したという。

 わたしが行ったことがあるのは「グリル一平」「グリル末松」「洋食屋ナカムラ」「洋食屋ワタナベ」だが、どこも昼どきはよく並んでいてあきらめることが多い。

 「グリル一平」に行ったのは震災のあとだったと思う。まだ仮店舗で営業しておられた頃である。
 人に教えてもらって「マカロニ・イタリアン」を初めて食べたときの衝撃は覚えている。
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「アルデンテてなんですか?」

 この店のデミグラスソースみたいに濃厚なメッセージが伝わってきた。

 ただ、これだけではおなかが一杯にならないのでランチでは「スパゲティ・イタリアン」を食べるようになった。名物のオムライスより注文した回数は多いと思う。

 ところで、神戸のあちこちにあった「洋食の赤ちゃん」の提供してきた洋食ってどこの系譜?

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