神戸ハイボール

 ここ数年、年数表示があるジャパニーズ・ウイスキーがひどく高い値段で取引されている。

 NHKの「マッサン」(2014年)がヒットしたこともあり、ちょうど海外でも売れ始めていた日本のウイスキーは国内外の需給がひっ迫して品薄になり、そこに投機的な取引も加わって、バーで値段をきいて肩をすくめることが増えた。
 メーカーのほうでも困っていて、それでお客をハイボールへ誘導しようという戦略があったとしてもしかたない、と思っている。この際、井川遥をもっともっと登場させてそっち方向へ誘惑してほしい。
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 ハイボールがブームになってコンビニで炭酸水が買えるようになったのはありがたい。強炭酸まで置いている店はあまりないが、気軽に家でハイボールを作れるようになった。
 また缶でハイボールが売られているのも便利である。ウイスキーが切れたときはこれで間に合わせていたが、最近は常備酒として数本、冷蔵庫に入れている。
 サントリー缶には7%と9%の2種があり、後者は「濃いめ」の表示がされている。コンビニでは9%のほうが少ない。ということは、よく売れているのか在庫が少ないのかわからないが、「濃いめ」がよく売れているなら日本も「高濃度・酔っ払い社会」になってきたということか。

 ところで神戸のバーに行くと、ときに氷なしで提供されるハイボールに出会う。
 「神戸ハイボール」と呼ばれ、昔、といっても震災前に朝日会館にあったお店の名=「コウベハイボール」というバーで提供されていたお酒である。残念ながらわたしは行ったことがない。
 通った人に聞けば、冷えたウイスキー(ホワイト)にウィルキンソンの炭酸を入れレモンピールを添える。氷は入れない。割合は60ccのウイスキーに150ccの炭酸水、7オンスの冷えたタンブラーにきっちり一杯だったとか。
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 これは濃い。28.6%くらいである。

 家で作るときは、冷凍庫に角とタンブラーを冷やしておいて作る。ウイスキーは凍ることなくトロリとタンブラーに流れおち、炭酸水を注ぐ。レモンピールはないのでレモンエキスをちょいとたらして口にする。もちろん氷はなし。

 けっこうきます。