映画「関ヶ原」と大河「葵~徳川三代」

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 8月26日から司馬遼太郎原作の「関ヶ原」が封切りされる。

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 三成を岡田准一、家康を役所広司が演じる。

 関ヶ原の合戦は大河ドラマ「葵 徳川三代」が大規模に撮った。
 最近、時代劇専門チャンネルで総集編の再放送を見たところ、充実した映像と演技に感心した。

 家康を津川雅彦、三成を江守徹、北政所を草笛光子、淀君を小川真由美などベテランの演技派がずらりと勢ぞろいする。これ以上のドラマはそう見ることは出来まい。
 如何せん、残念なのは役者さんの年齢である。テレビドラマである以上、声だけ聞いているわけにもいかないので演技にはうなりつつ、あと10年若ければという気持ちがわいてくるのは否定しがたい。

 今回の映画「関ヶ原」はこの点、よく考えられた配役となっている。

 たとえば、三成は当時、41歳。演じる岡田准一は36歳である。
 家康は当時、59歳。役所広司は61歳。
 北政所は50台。演じるキムラ緑子は55歳。

 他の配役をみても、ほぼ同年代の役者が演じていることが多い。

 これに対して「葵~徳川三代」ではほぼ10歳ぐらい年齢が上の役者さんが演じている。
 放映された2000年当時の役者さんの年齢を調べてみると、、

 三成=江守徹=56歳(+15歳)
 家康=津川雅彦=66歳(+7歳)
 北政所=草笛光子=67歳(+10歳前後)
 大谷刑部=細川俊之=60歳(+18歳)

 という風に10歳前後年齢が高いのである。

 かねて大河の役者は実物の年齢に比べて高いと感じていたがそれを裏付ける結果になった。
 
 もちろん、いくら年齢が近いからといって名演技が期待できるとは限らない。
 ただ、東軍についた福島正則ら、反・三成の武将の血気盛んな行動は、実年齢から考えれば「さもあらん」と思われるのである。

 ちなみに映画「関ヶ原」で年齢格差が激しい配役は、
 島左近を演じる平岳大(-18歳)と小早川秀秋を演じる東出昌大(+10歳)である。
 小早川秀秋なんて当時19歳だからねぇ。

 そうそう、島津義弘(66歳)役の麿赤児(現74歳)は「葵~徳川三代」でも同じ役(当時57歳)を演じているのも興味深い。