大河ドラマの名曲 ③ 「風林火山」と「天地人」

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 数あるサントラのなかでとりわけ好きなのが「風林火山」である。

 作曲は千住明。
 CDは2枚出ている。
 2枚目は「完結編」となっている。

 1枚目のメーンテーマは台詞なしで、2枚目に内野聖陽の語り、
 「迅きこと・・・」
 が入る。
 2枚目はこれにひかれて買ったようなものだが、ほかに「月冴ゆ夜」という、いい曲が入っている。
 津軽三味線の上妻宏光が演奏しているこの曲はけっこうエキサイティングである。
 伊藤多喜雄のソーラン節を思い出した。

 ほかに、大島ミチルの「天地人」のメーンテーマも好きで「風林火山」と連続で聞くと元気が出る。
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 「風林火山」といえば、謙信を演じたGacktには驚かされた。
 謙信に感じるナルシズムをGacktほど意識的に演じた役者はいなかったし、それに相応しい人選もなかった。

 極め付けは川中島への出陣前の大口上。
 「運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は脚にあり」
 のシーンである。

 決戦に挑む前夜の勘助の語り、
 「某は蒼き月影の如く」
 と併せて聞くと、大河はこうでなくては、と一人合点する。