「街道をゆく」をゆく~近江散歩①・国友鍛治(前)

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 近江の国友には国友姓をもつひとが今も多く住んでいる。

 ポルトガルから伝わった鉄砲を、いちはやく作った村である。町を歩くと国友さんの表札や屋敷跡の表示が至る所にある。

 たまたま妻の友人に国友さんがいた。
 この方は四国の国友さんである。
 なんでも祖先は近江の国友さんだというので、国友村を案内することになった。

 こちらは国友村に詳しいわけではない。
 司馬さんの「街道をゆく」で国友村の一節を読み、かつて行ったことがあるというのに過ぎない。

 そういうわけでまたも「街道をゆくをゆく」をやってきた。

 四国の国友さんは女社長である。
 鉄砲鍛冶ではない。
 お茶を栽培しておられる。

 ならば、水にもご関心があるのではないかしら。

 国友村のある湖北は古来、名水の地として有名である。
 倭建命は伊吹山の神を疎んじたため祟られ倒れ、居醒めの清水を飲んで傷を癒やす。
 ここにはその伝承を伝える湧水がいくつかある。
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 まず醒ヶ井のわき水を飲みに行った。
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 ついで、伊吹山麓の泉神社へ行った。

 水をふくむと、そのたびに感想をおっしゃるのだが、その表現力の豊かさに驚かされる。
 たかが「水」を表すためだけにこれほど多彩な表現ができるのか、と仰天した。

 せっかくなので野点などやってはどうかと、いちびってアルコールコンロを用意していたのだが、強風と寒さのために数寄の試みは挫折した。
 この日は朝から大変な冷え込みでノーマルタイヤで国友までいけるかどうか、不安を抱えながらのドライブだったのである。

 ここまでは「街道をゆく」から外れた旅である。

 司馬さんはこんな酔狂はやっていない。

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