宇宙戦艦ヤマト2199~第3章~自動航法室の女

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 今度のヤマトには999人の乗員が乗っているらしい。

 これだけ大きな船だと「怪談」話のわく場所もあるわけで、20歳前後の乗員がほとんどを占める世代構成なら「わたし、みえる体質なの」という女子がいてもおかしくない。ヤマトが異次元断層に落ち込んだのも偶然ではなかったのかもしれない。

 第1艦橋で雪の交代要員をつとめる岬百合亜は、艦内の自主放送ラジオ・ヤマトのパーソナリティもやっている。この子が霊感体質、という設定になっている。
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 第9話「機械仕掛けの虜囚」でガミラスの機械化兵、オルタはヤマトのコンピュータに侵入し女神を見る。その姿は抽象的ではあったが雪やサーシャによく似ていた。オルタはこの女神を探すために逃げ出すのだが、その脱走はヤマトの自動航法装置を前に阻止されアナライザーによって初期化される。
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 ヤマトが異次元断層に落ち込むのはその事件のあとのワープである。

 第10話「大宇宙の墓場」ではまず霊感少女、岬百合亜がワープ中に自動航法装置付近の廊下で女性の姿をみて気を失う。
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このワープは失敗し、ヤマトは異次元断層に落ち込んだ。沖田艦長と真田副長の間で意味深な目線のやりとりがあり、森雪が自動航法室の点検にゆく。雪が自動航法装置の前で倒れている百合亜を抱き起こすと、気づいた百合亜が雪をみて後ずさりをする。
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たぶん、百合亜がみた女性が雪に似ていたことが想像される。

 さてここで第3章の最初である第7話「太陽圏に別れを告げて」に戻る。
 この回では外宇宙へ出るにあたって、乗員が最後の通信を地球の家族と行うエピソードが展開される。1stにもあった有名な回であるが、ここで森雪は土方司令官と交信をしているのである。
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 その会話はちょっと驚きで「この1年、育てていただいたこと感謝しています」という内容である。

 森雪=ユリーシャ説を唱えてきたわしとしては「?」となった不思議な会話である。

 おまけに雪は古代に、
「わたしね、昔の自分を覚えてないの」
「覚えているのはここ1年間の記憶だけ。その前の記憶がないの」
としゃべっている。

 あれこれ想像をかき立てる台詞であるが、想像するに
① 地球へ波動エンジンの設計図を運んだユリーシャは記憶を失ってしまった。
② ユリーシャの記憶は自動航法装置に移し替えられた。
③ 森雪はユリーシャのアンドロイド。
あるいは
④ 火星で死んだサーシャの記憶が、古代らが手に入れた最後のユニットの自動航法装置に移されている。
など、いくつかの解釈が浮かんできた。
 しかしどれもまだ説得力をもたない。
 ここに至って森雪=ユリーシャ説は一旦、棚上げである。

 そもそもドメルはガミラス人だと公式発表されて、わしの唱えた「被征服民から出た異星人の英雄」説は間違っていたのでガックリした。

そうであったとしたら、話を複雑にしすぎるか?

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