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zoom RSS 大河ドラマの名曲 A 「太平記」と「花の乱」

<<   作成日時 : 2016/05/31 00:17   >>

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 私が「秀吉」以前で持っている大河のサントラは「太平記の音楽」と「花の乱」だけだが、ともに三枝成彰の作曲である。

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 正確にいえば「太平記の音楽」はサントラとはいえないだろう。カバーにNHK、サントラの表示はない。似たような存在に「葵 徳川三代」がある。これもオリジナルサウンドトラックとは表記されていない。
 著作権の関係なのかどうかわからないが、NHKオリジナルサウンドトラックとは明記されない大河ドラマの音楽集もあるのだ。

 「太平記の音楽」は9曲からなる組曲で、「葵 徳川三代」も同じような構成である。短い、エピソードのような挿入曲は入っていない。作曲家が力を込めたルバムになっている。

 「太平記の音楽」は指揮こそ大友直人で主題歌集と同じだが、オケはN響ではなく、東京交響楽団だ。このためか、展開部の終わりあたり、ヴァイオリンが入ってくるところが「ウッ」と胸がつまるほど美しい。大友さんの解釈であろう。こういう「ため」をN饗は作らない。

 このCDは私が三枝成彰ファンということもあって好きなアルバムなのだが、ただ一点、楠木正成のテーマが芋っぽくて残念である。まぁ、武田鉄矢だからなぁ。

 「葵・・・」についてはあまり、語ることはない。
 演奏家はゴージャスである。
 デュトワ、小山実稚恵、N饗。悪い演奏であるわけがないのだが、曲も含めて「ご立派、ご立派」で終わってしまうのである。

 もう一つの三枝作品、「花の乱」は、オリジナルサウンドトラックである。

 実に素晴らしい。
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 ドラマとしての「花の乱」もかっているので、贔屓の引き倒しの感もあるかもしれないが、名曲のそろい踏みである。いまどきの3枚も発売されるサントラとは違い、どの曲にも奥行きがある。とことん耽美的に、ロマンチックにやってやろう、という意思が表れたこの作品は、はまれば溺れ込むこと必至である。
 メーンテーマは大友直人とN響でやっているが、あとの曲は東京メモリアルアンサンブルという合奏団で演奏している。
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  大河の曲には昔から和楽器がコンビネーションされていることが多い。
 日本の作曲家の心意気であろうか。単純に洋風の映画音楽でよしとしている訳ではない。「花の乱」もそうで、胡弓、琵琶、ひちりき、笛などがヴァイオリン、チェロなどと組み合わされている。
 昔の作品でいえば「源義経」は冒頭から笛が印象的だし「新・平家物語」では箏の音が際立つ。
 主題歌集に入っている「新・平家物語」ではさほどでもないが、最近発売された「NHKテーマ曲集」に入っている新録音を聞くと、いかにあざやかにこの曲が書かれているかがよく分かる。

 そうそう、この「NHKテーマ曲集」は全編が必ずしもNHKのオリジナルサウンドトラックではなくて、どこかの演奏会でやったライブ録音のものもある。おかげで古い録音でしか聞けなかった「勝海舟」や「花の生涯」なども今の録音で聞けることになり、あらためて、曲の出来の素晴らしさを堪能することも出来るのである。

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