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zoom RSS 「真田太平記」

<<   作成日時 : 2015/05/06 18:39   >>

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 来年の大河ドラマは三谷幸喜が書き下ろす真田もの=「真田丸」。


 真田もの、と聞けば、私らの世代は血湧き、肉躍る。
 真田幸村といい楠木正成といい、知略を尽くして多勢に無勢で負けるタイプが好きなのか。
 大阪の人間なら、秀吉、淀君、秀頼が「なんぼのもん」であったにせよ「真田十勇士」で勝手に盛り上がってしまうのである。

 とはいえ私が真田家について知っていることはそう多くはない。
 せいぜい池波正太郎の「真田太平記」を読んだくらいだ。
 その小説も若い頃に読んだせいか、あまり面白くなかった。
 幸村のことを中心に据えず、兄・信之の話に相当な頁を割くのが不満であった。
 私の真田ものはどうしたって「真田幸村」が真ん中にいなくてはならないのである。

 たまたま、時代劇専門チャンネルで1985年から1年間、NHKが放送した「真田太平記」を再放送していたのに気づいて、全部録画した。
 長い間、DVD購入を考えていたので、このタイミングで録画できたことは実にありがたかった。
 
 もっとも好事魔多し。

 操作を誤って、第9話を削除してしまったのが悔やまれる。
 もう一回、やってくれないだろうか。

 BSプレミアムで「独眼竜政宗」が終わったあとは「真田太平記」を期待していたのだが「あまちゃん」。あの時間は過去の大河にして欲しかった。

 ところで、時代劇専門チャンネルで録画した「真田太平記」。全話、通して見るのは初めてだが、実に面白い。
 あまり原作をいじっていないのではないか。
 なんといっても池波正太郎原作。
 時代劇の巨匠の作品のうえ、題字も池波の書。
 この時代には制作側にも原作への敬意が払われていたのだろう。
 いまどきの大河とは大違いである。
 
 俳優陣に対する評価もネットなどを見ると高いようだが、この時期の草刈正雄の演技はまだ苦しい。私は「花の乱」での彼の演技を高く評価するものだが「真田太平記」から「花の乱」には9年の隔たりがある。同じように渡瀬恒彦もどこか堅さがぬけないように見受けられるのだが私の僻目かしら。

 それにしても「真田太平記」の登場人物の多さには驚かされる。大河ドラマよりも多いのではないか?

 ざっと印象に残る役柄で云えば家康役の中村梅之助、秀忠役の中村梅雀。豊臣側では秀吉が長門勇、淀君が岡田茉莉子。千姫を工藤夕貴。とうのたった岡田茉莉子の淀君の前では、残念ながら秀頼も三成もかすんでしまう。織豊から徳川に至る時代に知られた著名な武人も、物語が真田側から描かれるためか、ほんのわずかの時間しか登場しない。

 そのなかで、真田と甲賀の忍衆には厚い配役がなされている。

 真田の草のものを率いる又右衛門に夏八木勲、佐助に中村橋之助、おくに役に范文雀、敵役の猫田与助に石橋蓮司、戸浦六宏、佐藤慶ら。

 そしてなんといっても、この作品の白眉は「お江」役の遙くらら。
 ある意味、「真田太平記」の主役はこのお江といっても過言ではない。

 NHKの発表によれば「真田丸」は人間ドラマであって「真田十勇士」を期待されては困る、というような断りが入っていた。
 「真田太平記」にも十勇士らしき忍びは登場するが、かなり人間くさいし、大げさな忍術は登場しない。
 その意味では「真田丸」も同じ路線をゆくのだろうが、そこは奇才・三谷幸喜。いかように「真田太平記」と異なる展開を図るのか、楽しみである。

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