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zoom RSS 「炎立つ」再見(後)〜継子ものがたり

<<   作成日時 : 2013/03/07 23:34   >>

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 最後まで見たが実に刺々しいドラマで時代の相を感じる。

 橋田壽賀子流の本音ぶつけいあいドラマを目指していたのだろうか。
 登場人物がいいたいことをいいまくって、傷つけ合い、何の解決もないまま崩れ落ちてしまう。
 そんな印象のドラマだ。

 そんななかで、ただひとり落ち着いていた役が弁慶である。
 これほどゆったりとかまえた弁慶は、時任三郎が初めてではないか。
 弁慶となると粗忽で滑稽な印象をどこかに漂わせるのだが、時任弁慶には仁者の風格があり、義経の庇護者でもある。
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 一方、野村義経は騒々しく、どうも感情移入がしにくい。
 この役ではずっと、左肩がおちていた気がする。
 演出かしら?
 まさか、それで斜に構えていた、なんてことはないよね。

 いまひとつ気づいたことだが、この作品は「ハムレット」をなぞっていたのではないか。

 第1部の藤原経清の実母は、京を離れるのがいやで夫と別れた。遠い赴任先、つまり東北へ異動になった夫と子を捨てて別の男に嫁いだ。
 赴任した父についていった経清は、母を失い深く傷ついている。

 第2部の藤原清衡も実母が、夫(経清)を死に追いやった清原武貞に嫁ぎ、子までなしたことに傷ついている。
 異父弟である家衡と清衡が母の愛をめぐって確執している。

 第3部の泰衡はそういう状況はないのが、義経が母、常磐が清盛という仇の妾になっていたことで傷ついている。

 母が別の男に嫁したために、継子扱いされた息子の悲劇を展開している。

 ここにもかなり違和感を感じた。いまどき、のテーマだったろうか?

 どの登場人物にも好感がもてないままに終わった大河ドラマで、あまり熱心になれなかったのは性に合わなかったからに違いない。
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 そうそう、中嶋朋子くんにこの役はなかろう。
 プンプン。

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