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zoom RSS 「平清盛」〜遊ぶな!

<<   作成日時 : 2012/12/30 14:54   >>

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 第1回からこのドラマの構成には「?」がついた。

 頼朝のもとに平家が壇ノ浦で滅んだという知らせが来る。
 知らせたのは汚いなりの政子である。
 歓声をあげる郎党に頼朝が声を荒げる。

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 「平清盛なくして武士の世は来なかった」と。

 みんな、ポカーンとする。

 わしもポカーンとした。

 果たして最終回、生き霊となった清盛が西行に憑依して頼朝の元を訪れる。
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 「頼朝、わがせがれどもがきっとそなたを討ち取る」
 「そしてそなたが首をきっと我が墓前に備えようぞ」
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 「さて、そうはまいりませぬ」
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 「そういうと思うたわ」

 「しからば、頼朝、まことの武士とはいかなるものか、みせてみよ」
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 清盛は満足そうな表情で頼朝を眺める。

 まるで、師弟関係にあるかのような清盛と頼朝。

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 一緒に武士の世を作ろうと誓った義朝は反動勢力の謀略に巻き込まれて挫折し、清盛はよきライバルを失う。
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 その意思を受け継ぐべき頼朝は、清盛の思いを分からないまま流罪となり生かされる。
 「まことの武士をみせてやる」
という清盛の台詞は頼朝の成長を待っているという意味だった。
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 清盛は自分が義朝を肥やしにしたように、頼朝にも自分が肥やしであろうとするのである。

 この作品はスポ根青春ドラマとして設計されている。

 「遊びをせんとやうまれけむ」はこのドラマの決め文句で、これまでの大河ドラマらしくなくあちこちに「遊び」をいれていたのであるが、それは「遊び」とはいえず「いちびり」としか思えなかった。
 最終回に登場した清盛の熱病看護のシーンなどはおふざけが過ぎよう。
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 「体ごと水につけたほうがよろしいのではないでしょうか」
 「それはすでにためした」
 「だがたちまち湯がわき上がってしまうのだ」
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 あれを真面目な顔で演じていた役者さんはえらい。

 視聴率が低いから駄作とは限らない。
 あまりよく知られていない時代をとりあげた意気はかいたいが、人生や政治、権力をよく知らないひとたちが作っているのだと思う箇所が随所にあった。

 とりわけ「ふざけている」と思うのは、終始登場した「双六」遊びである。

 人生は双六ではない。

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 最終回に唯一、光ったのは時子入水のシーン。
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 キリリとした深田恭子さんの表情に魅せられた。

 大河はこうでなくては、と思うのだが、今や老ファンの繰り言か。

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