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zoom RSS 半世紀の旅 ♪あいづ〜、わかまつ、つるがーじょう♪

<<   作成日時 : 2012/03/13 21:12   >>

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 幼稚園のお遊戯で白虎隊をやったのは半世紀前。

 踊りなどとうの昔に忘れたが歌は覚えていた。

 ♪ 会津若松鶴ヶ城 ♪

で始まり、

 ♪ あぁあ〜、少年〜、白虎隊 ♪

で終わる。

 途中、詩吟が入る。意味など分かるわけがない。音として記憶しているのだが、これを誰が歌った曲で踊ったのかまるで覚えていない。

 その昔、母に聞いたら「三橋美智也でしょ」と云っておったのだが調べてみるとどうも違う。「古城」は確かに三橋美智也が歌ったその声で踊った。三橋美智也は「あぁ、新選組」は歌っていたが「白虎隊」は歌っていないのだ。「白虎隊」と「古城」を踊ったので母の記憶もごっちゃくたになっていたのだろう。

 昭和30年代の幼稚園では学芸会に歌謡舞踊が取り入れられていたのである。思えば娯楽の少ない時代であった。家ではドーナツ盤のレコード、であったか、ソノシートであったか、
がするきれるほど練習させられた。ビシビシ、ものさしでたたかれた。
 そういう幼児教育も、継いだ樹がたよりなく、およそ花咲かなかった。おまけにやった本人もさせた母もその曲がなんだったのか忘れているのである。苦笑。

 こないだカラオケに行って、そんなことを思いだし、検索をかけたら「白虎隊」が見つかった。今どきはこういう古典的レパートリーも充実してきているのか、そこには歌手=「霧島昇」と表記されていた。

 おお!霧島昇か。

 その線は調べなかったなぁ、と思いリクエストしてみた。

 うーん、これは似ているが違う。

 途中、詩吟の部分が非常に長く、こんなに長い間、幼稚園児が踊れるわけがない。
 最後は

 ♪ あぁあ〜、少年〜、白虎隊 ♪ じゃあないし。

 残念。

 ひょっとしたら、わし自身の記憶違いで、

 ♪ あぁあ〜、少年〜、白虎隊 ♪が、

 「古城」の、

♪ あおげばわびし、天守閣 ♪

と重なってすり込まれてしまったのかもな〜、と思うようになった。

 先頃、冨田勲の「今日の料理」を入手して、これをストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」とごちゃくちゃに記憶した「のだめ」のエピソードを

「無理もない」

と感じたりもしていたからである。

 ところがその後、youtubeで白虎隊を追いかけているうちについに探し求めたあの曲に出会ったのである。

 「花の白虎隊」(1961年5月発売)、元歌:橋幸夫、作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田 正。

 ひえ〜!

 橋幸夫さんでしたか〜。
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 歌詞もメロディーも詩吟部分の長さも間違いなく記憶通りだ。ついさっきのことは覚えていないが、昔のことが鮮明に思い出せる。

 老いた。

 sigh.

 ♪会津若松鶴ヶ城
 二十日籠りて城墜ちぬ
 血潮にまみれたその旗は
 哀れ少年白虎隊♪

 間違いない。

 おかげで会津ではまだ保育園児が「白虎隊」を演じていることを知ったし、まだまだ地の人が歌謡舞踊をかっこよく舞っていることが分かりとてもよかった。

 あとはこの曲の入った橋幸夫のCDを手に入れることなのだが5枚組でちと高い。一曲のために5枚は買えない。しかたなく今はyoutubeで聞いている。

 来年の「八重の桜」にかこつけて再発売してくれないものか。

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