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zoom RSS 「プリンセス・トヨトミ」〜Wがけドライカレーか!

<<   作成日時 : 2011/07/21 21:56   >>

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 エコな休日の過ごし方のひとつとして、

 映画館へ行くことにした。たいした期待もなく「プリンセス・トヨトミ」を観た。

 意外にこれがよかった。期待せずに観る、という態度がよかったのかもしれない。原作も知らなければ、下調べもしない。虚心に作品を観る。大事なことである。

 自分で書きながら苦笑いである。

 けっこう入りがよい。トヨトミなんてベタな大阪ものを大阪人が見るのか、と思っていたのだが、老若男女入り混じって客席は埋まっている。こういう人たちは「ひょうたん」をまだどこかに隠しもっているのかもしれない。

 空堀商店街、登場である。

 原作者の万城目学氏がこのあたりの出身とか。

 「てっぱん」のオープニング・ダンスのロケ地でもある。今や、大阪といえば「空堀商店街」なのである。なんでか知らんが、よその人からみたら大阪らしいということであろうか。こういう感覚は当該地の人間にはよく分からないのである。いつも不思議に思うのは、西欧人の撮った日本人はしっかり東洋人の顔をしているということだ。今でも幕末の写真と変わらない顔なのである。それと同じ事かもしれない。こちらには分からない臭いがあるのか。

 映画も面白かったが、そのあと買い求めた原作も面白かった。

 ちなみに原作は原作。映画は映画である。映画化をめぐってお互いにあまり干渉をしていない。こういう関係は好ましい。絵にした方が面白いと思えるところはそうなっているし、面白そうでなければ捨てている。けっこう大きな相違もあるが、納得できる。両方、見た人は分かってもらえると思う。

 「ダブルがけドライカレー」とでもいおうか。
 昔、築地の洋食屋にあったメニューを思い出した。

 中井貴一くんがよい。この人にお好み焼屋の主の味が出せるのかと思ったのだが、いやはや、おみそれしました。お好み焼でいえばタコ味が出ている。タコのお好み焼はなかなか難しいのである。

 綾瀬はるか嬢は初めてまともに見た。このひとが再来年の大河ドラマ「八重の桜」の主人公である。この天然ボケともみえる味を生かすと、骨太な歴史ドラマはあまり期待できないのではないか、と心配になった。

 堤真一くんは「武蔵」での又八役の印象が強く、何をやってもたよりない感じが漂ってしまう。それをひきずって、今でもわしには「エリート官僚」に見えないのが悲しい。 

 大阪は明治になってからいろんなものを東京に奪われた。大阪人の感覚からすれば「奪われた」のである。この点、京都も同じなのだが、京都人の場合「天皇さんは東京にいっときお貸ししてるだけ」という古都的悠久の感覚があるような気がする。この原作は、その始まりを徳川幕府の開設からとしており、さらに遡るのである。根はそこにあるのかもしれない。大阪人の気分にはどこか反・東京みたいなものがあって、原作も映画もこのあたりの空気はうまくすくい上げている。

 映画ではお好み焼とアイスがクローズアップされていたが、わしの印象としては、この映画をみたあとはたこ焼きである。
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そのたこ焼きを大阪城で売っていたのは玉木宏くんなのであるが、およそ目立たない役どころで、エンドクレジットに流れる彼の名前をみて、、

 「どこにでてたっけ?」

と首をかしげている観客もいた。

 確かに、この映画における玉木宏は不思議である。

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