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zoom RSS 「天上紅蓮」は「平清盛」の火付けになるかしら?

<<   作成日時 : 2011/07/18 11:29   >>

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 やはり、この人が出てきたか〜。

 渡辺淳一先生である。璋子について「天上紅蓮」という題の小説を上梓していた。「文芸春秋」に連載していたとは知らなかった。不覚である。渡辺先生なら書かないはずがない女性なのである。

 来年の大河「平清盛」に火をつけるかしら。小説が売れたら、或いはこれだけが映画化される可能性も、御大だけにありえるか。とにかく、この先生が書いたら、銀行員も日経を終面から読むっていうんだから。

 渡辺先生を前にすると、丸谷才一先生も少し影が薄くなるのであるが、丸谷先生は先生でかなり早い段階で璋子の話を披露している。山崎正和先生と対談「日本史を読む」で白河院と璋子の関係について検証を加えているのである。
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 題して「院政期の乱倫とサロン文化」。対談時期はおそらく1996年の末あたりか。白河院と璋子以外に、建礼門院の男関係についてもあれこれ想像をめぐらしている。

 こういう探求はもともと丸谷先生の好みなのであろうか。大野晋氏と行った、別の対談「光る源氏の物語」では、「源氏物語」に登場する女房方と源氏との性交渉の有無を実に細かく検証していた。最近、中公文庫で復刊なったのでご覧になれる。「源氏物語」を原典で読む気力などないので「光る源氏の物語」は大変ありがたい本であった。

 国文学の権威であるおふたりの重鎮が、

 「ここで、実事あり、でしょうか?」
 「ありですね」とか
 「どうだろうなぁ」

 と、やっているのは実に微笑ましい。

 さて、その丸谷先生の「女ざかり」を映画化したDVDが安くなったので買ってきた。大林宣彦監督である。主演は吉永小百合であるが、脇役は見事なまでに大物を揃えている。新聞社の女論説委員を吉永小百合が演じているのだが、こまっしゃくれた娘もちの離婚経験者で、本人も不倫中。ご飯を食べながら新聞を読むお行儀の悪さ。世のサユリストを挑発するような役どころを吉永小百合が演じている。あるかないかは別にして(苦笑)彼女の口臭さえ感じられる撮り方である。封切られた直後、映画館で見たときにはびっくりした。

 モリモリ食べる小百合、
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 あくびする小百合、
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 情事する小百合。
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 この「南弓子」という役。知っていた吉永小百合のイメージを大きく変えた役柄であった。配役は大林監督の指図だろうが、丸谷先生も共謀か。

 夏目漱石は正宗白鳥に「漱石には女が書けない」と酷評された。丸谷先生は書けているのだろうか。渡辺御大は?、、、書けているのだろうなあ。

 ちなみに渡辺版「天上紅蓮」では、西行は璋子のお相手はしておりません。



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