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zoom RSS 「カウントダウン・江」〜続・大河ドラマ50作

<<   作成日時 : 2011/01/10 14:46   >>

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 まだ続きがあった。

 「カウントダウン・江」という番組で大河50作の続きを放送していた。

 1月2日に放送したものの焼き直しが多かったが、それでも新しいインタビューや昔の作品のカットなどが付け加えられていて飽きさせない。古い作品は当時、高価だったテープを上書きしたために残っていないというが、再調査の結果、いくつかの作品が発見されたようだ。「赤穂浪士」の2作目などがそれに当たる。「源義経」では五条大橋の太刀まわりシーンも収録現場の模様がカラーで残されていた。「太閤記」における桶狭間の戦いも収録現場のフィルムが残っていて、これなどは大変な迫力であった。今後のデジタル・リマスターの進展に期待を寄せている。

 「本能寺の変」の歴代一覧などはまことに楽しめた。わしのお気に入りである「太平記」からは新たに足利高氏が闘犬と格闘するカットが登場した。あれは確か代役なしで真田広之が挑み、当時、話題を呼んだ。流石にアクション・スターから出てきた俳優だけのことはあると感心したものである。思い返せば「太平記」には名シーンが多い。

 まず、印象に残っているのは、少年時代の高氏が祠の中をのぞいて「ただの木ぎれだ」と言ったシーン。この幼少の際の高氏の経験は生涯、通奏低音として物語に登場する。言わば「決めぜりふ」の変種。父の貞氏(緒形拳)が北条に追われる少年をかくまったときの抑えた演技。途中交代となったが萩原健一の新田義貞役。後醍醐天皇を演じた片岡孝夫のただれた宮中生活。地元からブーイングまで出た赤松円心の田舎侍ぶり(「龍馬伝」の弥太郎役以前にもあったんです)。くぐつ女(樋口可南子)を楠木正成の妹にした設定。赤橋守時(勝野洋)のかっこよさ。北条一門滅亡の哀れさと壮絶さ。直義毒殺の場面。足利直冬(筒井道隆 )のいじけぶり。佐々木道誉を演じた陣内孝則のはったり演技と馬鹿笑い。北畠顕家役に後藤久美子を起用した大胆さ、などなど。

 人気投票第七位は偶然ではない。幸い、全巻DVDで出ているので一度ご覧になっていただきたいものである。こんな風に書くと「昔の大河はよかった」とぼやく爺さまになった気がして、自分で自分が情けない。

 イマ風の大河を全否定している訳ではない。最近で言えば「風林火山」でGacktが演じた上杉謙信像などは大いに気に入っている。名シーンでも登場したが、出陣に際しての口上は最高であった。宇佐見役・緒形拳の唖然とした表情は、演技もあるだろうが生な思いだったのではなかろうかと、今も思い起こしては笑うことがある。

 「運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり」
 「死なんと闘えば生き、生きんと闘えば必ず死するものなり」
 「その決意をもって、二心なきこと毘沙門堂へ向かって誓うは不要なり」
 「吾こそが、吾こそが、毘沙門天なり」

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 ここまで自分に酔えることがカリスマの条件なのか。ほんま、ようやらはりました。

 とはいえ、初回の「江」はちょっとね。

 「カウントダウン・江」の「大河と私」のコーナーで、蜷川幸雄が言ってる。

 「今後も人に批判されるような作品を堂々と、看板に掲げて、臆せず作って欲しい」

 気持ちは蜷川さんに一緒です。

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