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zoom RSS 「江〜姫たちの戦国」〜いろんな解釈をお楽しみください

<<   作成日時 : 2011/01/10 11:06   >>

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 この展開は趣味ではない、一年が長そうだ。

 第一回の「江〜姫たちの戦国時代」を見てそう思ってしまった。思ってしまったものはしょうがない。話はほとんど現代劇である。「歴史は常に現代史である」という、歴史家の信奉する原理があるのだが、その意味は「現代劇」ではない。

 テレビドラマの脚本家という仕事はすごいと思う。泣かせることに長けている。一定の方程式にのっとれば視聴者の涙腺は緩む。おさない茶々が刀を握りしめて「ややを殺すなら自分は死ぬ」という。そりゃないやろ、と思いつつ、涙腺は緩む。してやられている自分に腹が立つ。

 そういえば、似た場面が「坂の上の雲」にあった。秋山真之が生まれたとき、養うことが困難なので寺へやろうとする。そのとき好古が父に言った言葉。

 原作ではこうだ。

 「あのな、そら、いけんぞな」
 「赤ん坊をお寺へやってはいやぞな。おっつけウチが勉強してな、お豆腐ほどお金をこしらえてあげるぞな」

 涙腺は緩まないが背景として、当時の貧困がよく分かる会話になっている。司馬遼太郎の創作かどうかは知らない。しかし自然に入ってくる。それに比べると茶々の台詞は強引だ。

 小谷城攻防の最中に江の産声が聞こえてくる。兵士らが一瞬、和む。

 あかん。

 こういう調子で一年やられたら、こちらがもたない。「おんな太閤記」「いのち」「利家とまつ」「功名が辻」の悪夢が蘇る。

 とはいえ「篤姫」の脚本家である。小松帯刀を世に知らしめた功がある。油断のならない脚本家でもある。

 期待は明智光秀を演じる市村正親。映画「十三人の刺客」での演技が光っていた。「国盗り物語」で同役を演じた近藤正臣以来の存在感をみせてくれるだろうか。

 注目しています。
 

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