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zoom RSS も少し「龍馬伝」〜テロップ騒動

<<   作成日時 : 2010/12/23 18:47   >>

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 龍馬暗殺シーンに選挙速報が流れた。

 ということで、NHKに抗議殺到したことが話題になった。

 この日の録画は、BShiに切り替えていたので、個人的には被害がなかった。朝刊を開いた段階で和歌山県知事選があると分かった(愛媛県知事選はノーマークだった)ので、地上波では「龍馬伝」の時間に選挙速報が流れるな、と思ったからだ。

 実は大河ドラマに関しては地上波、再放送の2回を録画しておいて、テロップが流れそうなときにはBSでも保険をかけておく習慣になっている。なんども悔しい思いをした経験からそういうことになった。もちろん、これだけ保険をかけても駄目なときはある。地震は逃れようがないし、最近では交通情報、天気情報も頻繁に流れるようになっているからだ。

 先日、東京に住む友人のお子さんがテレビに出るという連絡を受けた。みれる時間ではなかったので録画しておいた。当然、友人も録画したのだが、生憎、東京では放送中、交通情報が流れて、せっかくのお子さん、晴れの日の録画にテロップが入ってしまったそうだ。こちらの録画にはテロップは流れていなかったので、都合して送ってさしあげたところ、喜ばれた。

 テレビと携帯電話は阪神大震災以来、緊急速報の提供手段として注目され、総務省も様々な実験を放送局と試みている。どこかからミサイルが飛んでくる場合から地震、津波が発生した場合、学校が休校になる場合と色んなリスクが日常生活にはあるもので、いち早くそれを国民に知らせる手段にテレビと携帯電話は有効だというわけだ。それは分かる。

 では選挙速報と龍馬暗殺のクライマックスシーンのどちらが優先するのか?といえば、これは悩ましい話だ。和歌山や愛媛の知事選の結果などそれ以外の都道府県に住んでいる視聴者には関心のない話である。いや、投票率からすれば県民の大半にとっても無関心な情報であろう。

 龍馬が夢見ていた「アメリカでは入れ札で、大統領ちうもんを選ぶがそうじゃ」という民主主義制度は、当然、選挙のことを指していたわけで、事実、龍馬が暗殺された原因となる大政奉還後の政体は「封建議会制」が構想されていた。この構想は維新後、富国強兵が圧倒的な政策となり、あとに追いやられたのであるが、伊藤博文が「漸進的」に進めていき帝国議会の開設となる。伊藤博文は、自由民権派が唱える急速な民主化を「ヘボクレ書生」の論とし、国民が教育によって開明化し、成長し、一国の政治も成熟した内容をもつようになると考えていた。(瀧井一博著「伊藤博文」、中公新書)

 「龍馬伝」クライマックスで流れた選挙速報に騒ぐ世相は、今の日本社会を象徴しているようで考えさせられたのであるが、これほどまでに技術の発達したテレビ受像機である。テロップを非表示にする機能って無理なのか?、せめて録画するデータにはテロップがかぶらない機能ってないの?と思うのも人情である。

 そんな話をしていたら、

 「そら、あきまへんわ。録画を前提にしていたら視聴率が成立せえへんし、テロップがかぶれへん無傷の録画があれば、誰も放送後のDVDを買いませんやろ」

 という人がいて、ギャフンだった。

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 写真は「鞍馬天狗」でのテロップ。この程度なら我慢出来るのであろうがね〜。
 
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