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zoom RSS 「龍馬伝」〜暗殺者発表

<<   作成日時 : 2010/10/31 10:55   >>

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 けっこう早いタイミングでNHK「龍馬伝」は龍馬暗殺実行犯を発表した。

 実行犯を今井信郎に決めたようだ(10/28広報)。発表によれば、京都見廻組の3人。今井信郎役に市川亀治郎、佐々木只三郎役に中村達也、渡辺篤役にSION。

 この選択は通説である。

 坂崎紫瀾は「汗血千里駒」で新撰組説を採っていたが「龍馬伝」はこれを採用しなかった。

 司馬遼太郎は「竜馬がゆく」でこう書いた。

 「暗殺などは、たとえば交通事故とすこしもかわらない。暗殺者という思慮と情熱の変形した政治的痴呆のむれをいかにくわしく書いたところで、竜馬とはなんの縁もない」

 本文でこう書きながら「あとがき」では暗殺者を推察している。避けては通れなかったのだろう。実行犯とは別に、その命令者は幕府目付の榎本対馬守道章の可能性があったと指摘している。勝海舟も榎本の可能性を示唆している。

 ここ数回の「龍馬伝」を素直に見てくると、今、龍馬暗殺の可能性があるのは、薩摩藩、紀州藩、新撰組で、京都見廻組は登場した回から飛びすぎていて、外したのかしらと思っていた。

 でも最後は京都見廻組にしたのですな。

 配役が重い。実行犯=今井信郎役=市川亀治郎。「風林火山」では武田信玄、「白洲次郎」で青山二郎、「大仏開眼」で玄ム。とNHKのドラマで大活躍の俳優をもってきた。どうしてこんな大物をもってきたのだろう。

 鈴木チーフ・プロデューサのコメントは次の通り
 
〜「龍馬伝」では暗殺の実行犯・今井信郎を、善悪を超えた存在、「誇り高きラストサムライ」として描いていきます。〜

 なんだかよく分からないコメントだが、司馬遼太郎の先の文章と比べると、全く描き方が違う。

 イスラムのテロがはびこる現代世界で、テロリストを「善悪を超えた存在」と表現する大胆さに驚く。武市半平太を如何に立派に描こうと、テロの教唆犯であることは否定出来ない。今井信郎にしても京都見廻組にしても「お仕事だから、幕吏を殺傷した龍馬を斬りました」のほうが納得できるのだ。現場周りに大局を俯瞰することは出来ないのだ。

 ついでに「龍馬伝」HPにある予告を見たら、第46回「土佐の大勝負」(11/14放送)ではついに容堂と龍馬は面談する予定になっております。やってくれますな。

 やれやれ。
 

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